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☆☆ 画家 服部圭子先生 ☆☆
画家 服部圭子先生と行く  「スペインの古都を描く」



◆ 旅行期間  平成19年6月7日(木)〜6月14日(木) 8日間
◆ 絵画指導  画家 服部圭子先生
◆ 現地案内  ツアーコーディネーター  画家 金澤孝久先生
◆ 申込締切日  平成19年5月7日(月)

ごあいさつ

 新緑の候、皆様におかれましては益々ご健勝にてご活躍のことと存じます。
 この度は服部圭子先生のご好意により「スペインの古都を描く」と題しまして、ツアーコーディネーターの金澤孝久先生に企画して頂き、初夏の一番過ごしやすい季節に行うことと致しました。美術作品はその国の言葉を知らなくても何が描かれているか分かります。現在は国際文化交流や美術展も数多く開かれるようになりました。しかしその作品があるべき場所、すなわち教会や宮殿に付随して描かれた名作がたくさんあります。その場で見ることの大切さを皆様に味わっていただきたいと思っております。
 
 今回は長い歴史を持つ多くの町や村はイスラム教徒の支配下に置かれました。レコンキスタ(国土回復戦争)でスペイン全土が揺れた時代の貴重な遺産と面影を今に残す村や町を時間の許す限り研修、スケッチを楽しんで頂きたいと思います。
 
 スペインで一番古いと伝えられる広場(プラサ・マヨール)のあるチンチョン村、タホ川に包まれるように天然の要塞を利用した中世の古都、画家ドメニコ・テオトコプーロス(エル・グレコ)が愛し活躍した町トレド。最後スペイン絵画の宝庫プラド美術館と現代のマドリッドを研修します。

 服部圭子先生と行く「スペインの古都を描く」きっと消えざる軌跡となるでしょう。


(トレドの遠望)


月日 都市 時間 スケジュール


6月7日
 木曜日
成田発 夕刻 エールフランス航空(予定)にてパリ経由マドリッドへ
                                     (機中泊)

6月8日
 金曜日
パリ着/発
マドリッド着
チンチョン


専用バス
着後、ホテルにて休息、チンチョン村研修
カテドラル、カステーロ、クエボスビーノ
                                  (チンチョン泊)

X
6月9日
 土曜日
チンチョン 終日スケッチ又は自由研修
                                  (チンチョン泊)
X X
6月10日
 日曜日
チンチョン
トレド
09:00
専用バス
トレドパノラマ全景見学後トレド市内へ、着後、カテドラル、サンタ・クルス美術館、サント・トメ・カサ・デ・グレコ、サンタ・マリア・ラ・ブランカ
                                     (トレド泊)
X
6月11日
 月曜日
トレド 09:00
専用バス
終日スケッチ又は自由研修
                                     (トレド泊)
X X
6月12日
 火曜日
トレド
マドリッド
着後、プラド美術館その他
       (考古学博物館)
                                  (マドリッド泊 )
X
6月13日
 木曜日
マドリッド発
パリ着発
午後 出発まで市内研修 マヨール広場、王宮その他
エールフランス(予定)にてパリ経由帰国の途へ
                                      (機中泊)
X
6月14日
 金曜日
成田着 夕刻 通関終了後解散


Chin Chen(チンチョン)
 マドリッドの南東54Kmのイベリア半島で最も古いと伝えられる小さな村にあるマヨール広場は、2・3階建ての木造の家々が積み重なるような形で取り囲み、その風情は最もスペイン的な村と称されています。ここのカテドラル(聖堂)にはフランシスコ・ルシェンテス・ゴヤ(1746年〜1828年)「聖母昇天」があるのでも有名です。小高い丘の上にある古い城は、以前アニス酒が作られていたこともあり、スペイン人に愛されるリキュール酒の名産地でもあります。

Toledo(トレド)

 町全体が中世そのままの姿を今につたえています。しっとりと落ち着いた雰囲気が旅人の疲れを癒します。ローマ人の支配のあと6世紀には西ゴート族が入って来てトレドは西ゴート王国の首都として栄えました。8世紀にアラブ旋風が巻き上がると同時に西ゴートは駆逐され11世紀までアラブ人が治めました。
レコン・キスタ(国土回復戦争)の勝利の末キリスト教徒はトレドをスペインの首都に決定し,1561年フェリッペ2世がマドリッドへ遷都するまで常に脚光を浴びた町です。ギリシャ人の画家ドメニコ・テオトコプーロス(エル・グレコ1541年〜1614年)が16世紀にトレドに魅せられてここに住み着き数多くの名作を残しました。彼の描いた「トレド景観」は今日のトレドの景観と比べてもあまり違わないと思います。

Madrid(マドリッド)
 イベリア半島のほぼ中央にありヨーロッパ各国の首都の中では最も標高が高く海抜650mあり人口約300万人の首都です。政治、経済、文化の中心地でもあるとともに新旧のコントラスをほどよくミックスしている都市でもあります。14〜15世紀はアラブの香りがほのかに漂っている一番古いマドリッド。16〜17世紀オーストリアのハプスブルグ家のカルロス5世が支配した時代、18世紀はハプスブルグ家にかわってフランス・ブルボン家がスペインに入ってきました、同家は現在の国王まで続いています。
このような代々の王家によってもたらされたコレクションが伝わって、今日のプラド美術館をはじめサン・フェルナンド・アカデミー、ラサロ・ガルディアーノ美術館など他には類を見ない豊かな絵画の宝庫となったのです。19世紀はローマン派の時代文学や演劇、工芸などが栄え、現代のマドリッドは色々な時代の物が渾然一体となっているところがマドリッドの面白さであり魅力の一つかもしれません。


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