スペイン旅行の寄り道: 巡礼の道





サンチャゴ・デ・コンポステーラ
 キリスト教3大聖地の1つ、巡礼の道の目的地。見所は旧市街に集中しているので1日あれば充分。


@カテドラル:11世紀に創建されたスペイン最高のロマネスク様式の教会。聖人の像に触ることができて、感激も一層深まる。

*マドリッドから特急列車で約8時間
世界遺産: 旧市街


レオン
 旧レオン王国の首都で現在は地域の商工業の中心地。また巡礼の道の要所でもあり、観光地。

@カテドラル:ゴシック建築の傑作、ステンドグラスが素晴らしい。
Aサン・イシドロ教会:11世紀末に着工、付属の美術館には王家の霊廟がある。


*マドリッドからバスで約4時間


オビエド

 レコンキスタ発祥の地。8世紀にキリスト教徒が建国したアストリアス王国の都。


@カテドラル:8世紀に西ゴート王国が滅びた時に聖遺物を祀るために作られた。

*マドリッドからバスで約5時間強


ビルバオ
 バスクの首都でバスク地方の産業・文化の中心。バスで1時間のところにゲルニカがある。


@グッケンハイム美術館:ポップアートが中心だが、前衛的な魚のうろこをイメージした建築も見る価値あり。
Aバスク博物館:バスクの生活に関する資料を展示。

*マドリッドからバスで約4時間半


(グリーン・スペイン:北海岸の緑の風景)


サンセバスティアン
 ビスケー湾の真珠といわれるほどの美しい町で高級保養地でもあり、巡礼の道の中継地でもあり、またタパス発祥の町でもある。

@バルめぐり:各バル毎につまみが自家製で、バルのハシゴをするのが楽しみ
Aモンテ・イゲルド:湾を一望できる展望台からの眺めは素晴らしい。
*マドリッドからバスで約6時間


パンプローナ
 ナバーラ王国の首都で往時の歴史的建築物が残っている。しかし何といっても7月の「牛追い祭り」が有名。

@カテドラル:14・5世紀に改築されたゴシック建築でナバーラ王カルロス3世の墓がある。
Aナバーラ美術館:聖書の3場面を表した柱頭が素晴らしい。

*マドリッドからバスで約5時間


ルゴ
 ローマ時代の要塞がほぼ完全な形で残っている城壁の町。城壁の建設は2世紀で、周囲2Km、高さ8〜12m、塔も71が現存、ローマ時代の門も5つ残っている。

*マドリッドからバスで約6時間
世界遺産: ローマ城壁


ブルゴス
 カスティーリャの首都、またレコンキスタの英雄エル・シドの生地。

@カテドラル:13世紀から3世紀をかけて作られたスペイン3大カテドラルの1つ。

*マドリッドからバスで約3時間弱



(サンタンデール近郊の村にて)


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