ポルトガル旅行の寄り道: 北部





ポルト
 ポルトガル発祥の地。ポルトガル第2の都市で商工業が盛んな所で、日本で言えば大阪に近い。もちろんポルトワインでも有名、ブランデーを加えて発酵させており、年代物は甘さが上品で是非トライしていただきたい。


@クレルゴス教会:18世紀に建てられたバロック建築、76mの塔はポルトガル一の高さで街を一望できる。
Aカテドラル:元は要塞、12世紀に建てられたもので、18世紀のアズレージョが素晴らしい。
Bボルサ宮:1834年に商業組合の建物として作られたもので、当時の繁栄振りがわかる。
Cサン・フランシスコ教会:ゴシック様式の教会で、内部のバロック装飾が素晴らしい。
Dソアーレス・ドス・レイス国立美術館:ソアーレス・ドス・レイスの彫刻が素晴らしいので是非訪ねて欲しい。

世界遺産:ポルト歴史地区


ブラガ
 宗教の町。「リスボンは楽しみ、コインブラは学び、ポルトは働き、ブラガは祈りの街」と言われている。国土回復戦争後に大司教座が置かれた。

@カテドラル:初代ポルトガル王の両親により建てられた町の中心。
A旧大司教座:現在は図書館・公文書館。大司教管区から集められた30万冊以上の文書を収集。

*ポルトから列車で約1時間半


ギマランイス
 初代国王アフォンソ・エンリケスの生地、王の生まれた城など見所の多い中世の町。


@城:初代王が生まれた城、28mの塔からは町が一望できる。
Aアルベルト・サンパイオ:修道院を利用した美術館で、13世紀のロマネスク様式の回廊が素晴らしい。
*修道院や領主の館がポウザーダ(ホテル)になっていて是非泊まりたい

*ポルトからバスで約1時間〜1時間半
世界遺産:ギマランイス歴史地区


コインブラ
 ポルトガル第3の都市で、大学を中心とした文化都市。大学はヨーロッパでも4番目の古さを持つ。

@旧大学:1290年にリスボンに設立され、1308年にコインブラに移された。
A旧カテドラル:1162年に建てられたロマネスク様式の教会。レコンキスタ時代には要塞になっていた。
Bサンタ・クルス修道院:1131年に建てられた、アズレージョが美しい建物。

*リスボンから特急列車で約2時間


モンサント
 1938年に「最もポルトガルらしい村」に選ばれた。岩山にへばりつく村と頂上にある城は、岩の芸術と言える。
 小さな村で、宿泊はポウザーダのみ。

リスボンからカステロ・ブランコへ列車で約3時間半から4時間半、同地からバスで約1時間


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