イタリア旅行の寄り道: ローマ周辺





ローマ
 「永遠の都ローマ」は、大きくは4つの観光コースがあります。


@フォロ・ロマーノ周辺:スタートはヴェネツィア広場にある1870年のイタリア統一を称えた白い大理石のエマヌエーレ2世記念堂、次に古代ローマ帝国の遺跡フォロ・ロマーノで元老院・バシリカを観光、そこを出るとコロッセオが見えてくる。またテヴェレ川の方に行くと(映画『ローマの休日』で有名な)「真実の口」がある。
Aナヴォーナ広場周辺ナヴォーナ広場には彫刻の素晴らしい3つの噴水があり周囲の教会などと調和している。少し歩くと丸天井のパンテオンに着く。
Bバチカン市国:カトリックの大本山サン・ピエトロ大聖堂、世界最大級のバチカン美術館システィーナ礼拝堂など外せない。また、近くには聖天使の城と言われるサンタンジェロ城がある。
Cスペイン広場周辺:「ローマの休日」で余りにも有名な観光ポイントのスペイン広場、その背後にあるボルゲーゼ公園には美術館・博物館などの施設がある。またヴェネツィア広場に行く途中にトレビの泉がある。
Dその他:コンスタンティヌス帝が314年に建設し法王に寄進したサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂カラカラ浴場などが少し離れた場所にある。


世界遺産:フローマ歴史地区、バチカン市国



ティヴォリ
 古代ローマの別荘地。

@ハドリアヌス帝の別荘:ハドリアヌス帝が旅行して見た素晴らしい景観を再現したもので、噴水・ギリシャ劇場・宮殿が残っている。

*ローマからバスで約1時間30分


アッシジ
 清貧の聖者フランチェスコの町。


@サン・フランチェスコ聖堂:壁にはジョットのフレスコ画「小鳥に説教する聖フランチェスコ」を始め彼の生涯が描かれている。

*ローマから列車で約2時間強


ペルージャ
 起源はエトルリア時代に遡り、ローマ以前の美術・史跡が残る町。外国人のためのイタリア講座がペルージャ大学に設けられているので国際色に溢れる町でもある。

@ウンブリア国立美術館:プリオーリ宮内にあるウンブリア派の絵画を展示している。

ローマから列車でフォリーニョ経由で乗換時間を除き約2時間20分


オルヴィエート
 古代エトルリア人によって築かれた城塞都市。13〜14世紀には多くの法王の隠れ里として黄金時代を迎えた。
@ドゥオーモ:13世紀に始まり16世紀に完成したため、多くの建築家・彫刻家・画家が携わった。正面の美しさは言語に尽くしがたい。

*ローマから列車で約1時間


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