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スペインの見どころ:サンティアゴ巡礼の道


 
  レオンの見どころ 

レオンは二千年の歴史を誇る象徴的都市です。中世の時代、レオン王国の首都として栄え、サンティアゴへの巡礼路の要所であったこの町は当時の面影が至るところに残っています。
カテドラル:レオンの宝石とも言われる大聖堂。スペイン・ゴシック建築の傑作といわれており、1800uにもおよぶステンドグラスの比類ない華麗さは、思想家であり作家のミゲル・デ・ウナムノが“光と石が織り成す奇跡”と表現しています。

サン・イシドロ教会:歴代23代のレオン王国の王が眠る王家の霊廟が置かれている。この霊廟の天井画は12世紀に作られたもので、その素晴らしさは見るものを圧倒させる。併設しているサン・イシドロ美術館も必見。

旧サン・マルコス修道院(現パラドール):もとは古い修道院で、その昔サンティアゴ巡礼者の救護施設としても使われていた。現在は5つ星のパラドールとなっているが、過去には厳格な監獄として使われたこともあり、詩人フランシスコ・デ・ケベドが収監されていた。

カサ・デ・ロス・ボティネス:カタルーニャ以外の地方以外で見かけるのは珍しい、巨匠アントニオ・ガウディの作品。現在は銀行として使われている建物。

グスマネス宮殿:荘厳な正門とプラテレスコ様式の見事な内庭があります。

ちょっと足を延ばして・・・
アストルガ:ガウディ設計の司教館がある。奇抜なデザインの為、肝心の司教は住むのを躊躇ったという。現在は巡礼は博物館になっている。


 
  サンティアゴ・デ・コンポステーラの見どころ 

キリスト教3大聖地の1つ巡礼の道の最終目的地。11世紀に創建されたスペイン最高のロマネスク様式のカテドラルを目指して、巡礼者の証しである帆立貝の殻を下げて今もヨーロッパ中から多くの巡礼者が訪れる。
カテドラル:バロック様式のオブラドイロの正面をと通って入り口にある栄光の門の3つアーチがロマネスク様式の最高傑作といわれる。巡礼者の体臭を消すために始まったといわれるボタフメイロ(大香炉)の儀式も是非体験して欲しい。聖人の像に触ることができ、感激も一層深まる。

旧王立病院(現パラドール):1499年にカトリック両王が巡礼者のために建てた病院兼宿泊所。カテドラルに面して建ち、現在は5つ星のパラドールになっている。

アラメダ公園:旧市街の南西にある丘陵公園。公園内の遊歩道から見えるカテドラルの美しさは絶景です。雨が多く緑豊かなガリシア地方を象徴するように木々が生い茂る公園でのんびりと散歩を楽しみたい。
ちょっと足を延ばして・・・
ア・コルーニャ:ガリシア地方の最大の港湾都市で、ローマに起源を持つ“白いガラス”の港町。かつて無敵艦隊の出港地ともなっていた。海の幸に恵まれて、日本人には珍しい魚介類もたくさんあり、いろいろな種類の魚介料理を楽しむ事ができる。


 
  ビルバオの見どころ 

スペイン語とはまったく異なる言語を話すバスク人が住むバスク地方の首都。ヨーロッパでも屈指の工業地帯として発展し、産業と文化が混在した芸術都市でもある。
グッゲンハイム美術館:ポップアートが中心のこの美術館は前衛的な魚のうろこをイメージした建物。展示品と一緒に建物も見学したい。

ビルバオ美術館:旧館はロマネスクの壁画などスペイン古典美術とバスク地方の芸術が展示され、新館にはスペインの現代美術が展示されている。
ちょっと足を延ばして・・・
ゲルニカ:ピカソがナチスによって空爆を受けたこの町を主題に描いた壁画でも有名。何百年も昔、ある樫の木の下で独立の宣誓をしたとして、バスク議事堂の敷地内には1本の樫の木が植えられ続けている。オリジナルの木は朽ちはてているものの今も議事堂敷地内に大切に保存されている。

アルタミラの洞窟:旧石器時代末期に描かれた動物を中心とする壁画で、ユネスコの世界遺産登録されている。洞窟は公開されていないが、レプリカがアルタミラ博物館にある。

サンティリャーナ・デル・マール:スペイン人が選んだ美しい村No.1。石畳と石の家が連なる中世そのままの雰囲気が残る街。この街は2つのパラドールがあり、いずれもかつては貴族の邸宅だった。小さな村を散策してみよう。

ログローニョ:グルメの街としても知られてる。ラウレル通りには何軒ものバルが並んでおり、美味しいタパス(つまみ料理)とリオハワインを楽しんで下さい。


 
  サンセバスティアンの見どころ 

ビスケー湾の真珠と言われる美しい町。高級保養地でもあり、タパス発祥の美食の町でもある。モンテ・ウルグルとモンテ・イルドのふたつの丘に挟まれたコンチャ海岸は、コンチャ=貝殻のその名のとおり、貝殻の形をしている。
モンテ・イゲルド:頂上には遊園地やレストランがあり、展望台から美しいコンチャ湾を眺めることが出来る。展望台まではケーブルカーで登ることが出来る。

バル:タパス料理を楽しめるスペインのカフェ兼居酒屋。タパス発祥の地で昔ながらのピンチョの店や、ピンチョの大会で何度も優勝したチャンピオンの店など、バル巡りを楽しみたい。

ソシエダ:男性限定の美食クラブ。男たちが集まって料理作りを楽しむ。サンセバスチャンが言わずとも知られる食通の都として有名な理由のひとつ。平日には、地元シェフにより歴史あるソシエダで、一般の人も講習を受けることができる。(女性も可)

ちょっと足を延ばして・・・
オンダリビア:フランスと国境の町。980年に作られた要塞をカルロス5世によって改装された城塞兼宮殿が、現在はパラドールになっている。

エルナニ:屋外彫刻で有名なバスク地方出身の彫刻家エドゥアルド・チリーダの作品を展示しているチリーダ=レク美術館がある。


 
  サラゴサの見どころ 

マドリッドとバルセロナのちょうど中間に位置し、マドリード、バルセロナ、バレンシア、セビリアに次ぐ、スペイン第5位の都市です。
ピラール聖母教会:初期キリスト教徒が礼拝堂を建てたその場所に、17世紀、現在の教会が建てられた。

ラ・ロンハ:商品取引所の建物で、バルセロナ、バレンシアと同様交易が盛んであった。現在では展示場などとして利用されている。

アルハフェリア宮殿:サラゴサがイスラム君主の治世下にあった9世紀に建てられた宮殿。イスラム装飾がすばらしく、1987年より、宮殿の一部がアラゴン州議会として利用されている。




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